選ばれたのはあやたかでした。

好きな事を好きなだけ熱量高めで書いて投げるだけ。

因みに私の推しはスナフキンではなくスナフキンのパパです。

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六本木で開催されている「ムーミン展」に行ってきたよ!

いやもうまじでオタク大興奮なので語らせて。

 

まずね、ボリューム。

国内で行われた原画展では最大規模なんすよ。

見るとこめちゃくちゃある。

見終わるまでにすげー時間かかる。

というかそもそも原作者のトーベ・ヤンソンの絵って本当に緻密で繊細な画風だから、1枚の絵見るにしてもすっごいじっくり見ちゃう。

「アッ、こんな所にこんなちっちゃいムーミンが!」みたいな発見いっぱいある。

めちゃくちゃ楽しい。

 

そんでもってムーミンをはじめとするキャラクターたちがみんっな可愛い。

「いや、言われなくても分かってるわ」って言った奴、原画で見るとその可愛さ数億倍になるから。

なんであんなにシンプルなキャラクターをあんなに表情豊かに描けるの??

ニンニ(作中に登場する透明少女)とかそもそも「顔がない」状態なのになんであんなに可愛いの??やばくない???

 

あとこれはネタバレになりますが、スナフキンファンに朗報です。

怒涛のスナフキンコーナーがあります。

覚悟しとけよ??因みに何の前情報も入れていかなかった私は死んだ。

 

そして「可愛い!すごい!」だけで終わらないのがムーミンの恐ろしいところ。

これ、あんまり知られてないんですがムーミンって子供向けの絵本とかじゃないんてすよ、最初。

というかそもそもトーベ・ヤンソンって元々「風刺画家」としてデビューしたんですよ。

雑誌に掲載された挿絵に、自らの分身として小さく描いたのがそもそものムーミンのはじまり。

しかもその当時って第二次世界大戦中。

初めて刊行された本も「小さなトロールと大きな洪水」って邦題で、いきなり洪水で家が流されちゃうっていう、割と仄暗い話だったり。

 

日本のアニメだけ見てると、のほほんとした癒し系っていうイメージだけど、そういう仄暗くて決して勧善懲悪ではない、だからこそ家族の温かさとか人生において本当に大切なこととは?っていう哲学的な所とかが際立つ世界なんだってことを私は皆に知って欲しい(早口)。

最初は小さな挿絵の小さなキャラクターだったのが、約70年の時を経て世界中で愛される作品になった、そしてその一端を日本が担ってるということがめちゃくちゃわかる原画展なんだよ!!!!分かって!!!

 

それと一応「ムーミン展」とは付いてるけど、トーべの別の作品やトーべ自身の展示品も沢山あって。

貝殻ひとつ、花ひとつ描くのも凄いデザイン性高くてびっくりするよ。

写真展示だと日本でめちゃくちゃ楽しそうに観光してるのとかすっごい可愛いから。みて。

あとトーべってバイセクシャルだったんですけど、彼女のパートナーだったトゥーリッキとの写真もほんとすこ。

実際のカップルにこんな事言うのもアレなんですけど、完全に推しカプです。憧れ。

 

そして!!!!ここまで散々語ってきましたこの原画展が!!!なんと!!!!1800円で!!!!!1800円で入れるんですよ!!?!???!!

えっ、ちょっと安すぎやしないすか…。

いや私他の原画展行ったことないから比較出来ないけど……。

友達が「ディ〇二ー原画展よりよっぽどコスパがいい、というか本当にこの価格設定大丈夫なの?」って心配するくらいだったので、そういうことなんだと思います…。

しかも6/16までだと……??

行く…あと3回は行くわ……。

 

ちなみにこのエモさを引きづったまま、GWにムーミンバレーパークにようやく行くんですが、私大丈夫かな………???尊さで爆発とかしない………???????